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New Tourism | 今までの旅行とは違う、旅先での自然や人とのふれあいを重視した新しいタイプの旅。

愛知県瀬戸市

瀬戸焼の街で、招き猫絵付け体験

訪日外国人個人向けのソフト・ハード面の充実と「招き猫」をシンボルとした地域ブランド確立

瀬戸焼だけでなく「招き猫」にも注目が集まる時代へ

瀬戸焼だけでなく「招き猫」にも注目が集まる時代へ

 愛知県瀬戸市は陶磁器『瀬戸焼』の産地として有名だ。その瀬戸市において「招き猫」をシンボルとした地域ブランドの確立を目指し、有限会社ベルハウスを中心に関係の深い企業や作家が連携をした取り組みがはじまった。

招き猫まつりにおける周辺の回遊性強化と多言語化の促進

招き猫まつりにおける周辺の回遊性強化と多言語化の促進

 平成8年から、毎年9月29日を「9(くる)29(ふく)」とした、招き猫に感謝する「来る福招き猫まつりin瀬戸」が開催されている。この祭りの特徴は、来訪者に「ねこ」のペインティングを無料で行い、町中が「ねこ」の顔をした方で溢れ大きな賑わいを見せるという非日常性にあり、最近ではアジアからこの祭りを目的にたくさんの観光客が訪れるようになっている。

 しかし「招き猫ミュージアム」(2005年にオープン)を中心とした賑わいが市内各部へ拡散していないという課題もある。そこで「招き猫ミュージアム」を起点に周辺の見所を記載し、多言語で説明するタブロイド誌を作成し、来訪者への配布を行った。これが好評を博し、今後も内容を追加し継続していくこととなった。またインバウンドの取扱いの多い名古屋市内のシティホテルにも、タブロイド誌が設置されることとなった。

訪日外国人個人客を中心とした取り組みの強化

訪日外国人個人客を中心とした取り組みの強化

 訪日外国人観光客は、最近では個人での来訪が増加している。ここ瀬戸市においても同様であり個人で来訪するお客様の利便性を高める取り組みを強化。まず、一つ目の取り組みとして行ったのが、個人の方でも招き猫ミュージアムを十分に楽しめる体験プランの整備だ。事前に申し込むことができるようプランを商品化しオンラインで販売できる体制を整備した。

招き猫ミュージアム画像

【招き猫ミュージアム】The Maneki-Neko Museum/招き猫「陶器でお絵かき」体験

約60分

4,250円~

https://attractive-j.com/jpndetail/?product_code=PD6TR7&language=JP

 もう一つの取り組みは、キャッシュレス対応を目的としたPOSレジシステムの導入。外国人の方は現金で日本円をたくさん持っていないことが多く、欲しいモノが買いたくても買えないという状況があった。海外ではキャッシュレス対応の普及が日本より進んでいる。このシステムを複数導入したことで日本円を持っていなくても、母国の通貨でお買い物を楽しめるようになった。お客様の購買への心的ハードルを下げるという効果もあり、期待通りの反応が得られている。

「招き猫」を中心とした地域ブランドの確立へ

「招き猫」を中心とした地域ブランドの確立へ

 瀬戸市のオンリーワンの強みとして「招き猫」を中心に地域ブランドの確立を推進していこうという機運が高まってきており、今後更に外国人観光客の誘致拡大に向け、ホームページの多言語化(4言語)によるWEBサービスの充実や、「招き猫ミュージアム」館内の案内パンフレットの多言語化等も進めていく。

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■お問い合わせ
有限会社ベルハウス TEL:0561-87-1700
http://www.luckycat.ne.jp/
■事業者
有限会社ベルハウス、株式会社中外陶園、まる工房、水野志元乎