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New Tourism | 今までの旅行とは違う、旅先での自然や人とのふれあいを重視した新しいタイプの旅。

広島県廿日市市

宮島だけじゃない“+(プラス)宮島”

宮島のネームバリューを活用し、訪日外国人観光客向けに、廿日市市の豊かな自然を活かしたツアーを造成!

宮島だけじゃない「廿日市市山間部」の魅力を伝えたい

宮島だけじゃない「廿日市市山間部」の魅力を伝えたい

 世界遺産である宮島には国内外から年間約450万人もの観光客が訪れている。その中でも特に欧米系の外国人客数は右肩上がりに増加している。しかし、廿日市市の魅力は宮島だけに限らない。せっかく宮島に訪れているのなら、市内の山間部にも環流させたい。そんな思いを持ち今回、バスやタクシーの運行及び旅行商品の開発・販売を行う「津田交通」、宮島の対岸にあるホテルを運営する「宮浜観光」、ゲストハウスを運営する「エヌエスティー」、スポーツ施設を有する「佐伯国際アーチェリーランド」らが連携し、知られざる廿日市市の山間部エリアのツアー開発の取り組みをスタートした。

 宮島からバスで1時間ほどに位置する廿日市市山間部には、千年来の歴史がある「津和野街道」があり、ここは宮島造成にも縁のある土地だ。この歴史物語を背景に、宮島対岸エリアをひとつにまとめ、古民家での田舎暮らし体験やお祭り体験、フィールドアーチェリーなどのスポーツ体験といった、多様なフィールドアクティビティを楽しめるツアー商品の開発が進められている。

専門家に依頼し、マーケティング調査を実施

専門家に依頼し、マーケティング調査を実施

 欧州や北米からの観光客の中には、長期滞在し、自然や日本の伝統文化に興味を持つ人が多いため、そういった人たちをメインターゲットに定め、足を運んでもらえる商品開発に取り組んでいる。

 ただしツアーを実施しようにも、廿日市市の山間部は認知度も低く、なかなか振り向いてもらえない現状があるのは事実だ。そこで、専門家にマーケティング調査を依頼し、日本の田舎や散策、自然が好きな人を呼ぶ込むためには、どこと繋がりを作り、どのようにして商品の認知度を高めるのかなどの調査を行った。その中で浮かび上がっていたのが、宮島島内にある「大聖院」を訪れる外国人観光客にアプローチする。大聖院を訪れる外国人観光客は、厳島神社や商店街等のハイライトだけ見ればいいというタイプとは違い、もっと奥の方まで散策しようという意欲や、日本の伝統文化に深い興味を持っている人が多い特徴がある。今後、大聖院のホームページとの連携を図るなど、大聖院に興味を持つ外国人観光客に直接アプローチをする仕組み作りを進めていく。

大聖院

モニターツアーは、外国人観光客に大好評

 今回、商品造成にあたりモニターツアーも実施。宮島の対岸、大頭神社の妹背の滝で行った「滝行体験」や町の神社で行われた「夜神楽と地元のお祭り」体験といった2つのモニターツアーを行い、日本の伝統行事や地元の人との交流に、外国人観光客が大変興味を持ってくれるということが明らかとなった。

 モニターツアーの実施を踏まえ、商品造成を進めるにあたり課題となるのはやはり集客。マーケティング調査で見えてきた結果をもとに、今後はインターネットを活用し、外国人観光客がまだ自国にいる間に魅力を発信するなど、宮島対岸エリアに興味を抱かせる仕掛け作り、コンテンツ作りに今後注力し、取り組みを推進していく。

滝行
■お問い合わせ
有限会社津田交通 TEL:0829-72-0338
https://onceevery20th.com/
■事業者
有限会社津田交通、宮浜観光株式会社、株式会社エヌエスティー、佐伯国際アーチェリーランド