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New Tourism | 今までの旅行とは違う、旅先での自然や人とのふれあいを重視した新しいタイプの旅。

鳥取県岩美町ほか

山陰ジオパークでクルージング

クルーズ船を中心に浦富海岸を含む山陰海岸ジオパークを楽しむ着地型観光商品の整備

地域ぐるみの誘客の必要性

地域ぐるみの誘客の必要性

 「浦富海岸」は鳥取県の誇る景勝地であり、浦富海岸を含む山陰海岸国立公園のエリアは「山陰海岸ジオパーク」として認定されている。海のアクティビティー、地元ならではのグルメ、地域文化、温泉など観光資源が豊富な地域だ。

 昭和38年から遊覧船事業を行う山陰松島遊覧では、これまでは島めぐりを中心にクルーズの就航を行っていたが、今回、地元産の小麦からつくる「鳥取に来ないと食べられないスイーツ」を提供する菓子工房野いちごや、田後港に上陸したお客様に漁協の加工品などを紹介する田後漁業協同組合、カヤックやシュノーケルなど海のアクティビティーを提供を行うディベロップサーフ&シー、バスを保有し鳥取県内のツアーを多数造成している流通株式会社と連携し、新たな着地型観光「ジオツーリズムとっとり岩美」の取り組みがスタートした。

バランスの取れた「旅行プラン」づくりの心掛け

バランスの取れた「旅行プラン」づくりの心掛け

 今回の取り組みでは、国内観光客、特に関西方面からの旅行者をターゲットとして定めた。課題として見えてきたのは、連携する事業者すべてのコンテンツを活用できる「旅行プラン」づくりであり、海のアクティビティーを楽しみに来た人が必ずしもスイーツを食べたいとは限らないということだ。

 これらを踏まえ、今後、鳥取県内で多くツアーを造成している連携事業者である流通株式会社をはじめ、旅行商品づくりの専門家とも協力し合いながら、顧客層を分析、ターゲット別、年代別に合わせたツアーの造成を進めていく必要がある。

インバウンド客の取り込みに向けて

インバウンド客の取り込みに向けて

 さらに事業を進めるうえで国内観光客のみならず、インバウンド訪日客の取り込みも視野に入れ取り組みを進めている。米子空港との空路に加え、境港の航路と国際定期路線を持つ韓国、そして香港航空の就航が実現したことにより香港からのお客様も増加している。

 しかし、通訳不足の問題、滞在環境の整備問題など課題も多く、町内に民宿や温泉旅館はあっても、どのような施設が好まれるのかなど、訪れる旅行客のニーズ分析していくことも今後の大きなテーマであり、課題解決に向けた取り組みを強化する。

 鳥取には砂丘だけでなく海、グルメ、温泉など豊富な観光資源が存在しているが、十分な広報には至っていない。

 今回の「プレミアム クルーズ船 Muse」の運行を中心に「山陰海岸ジオパークが体感できる食と暮らしに出会うジオクルーズ」は始まったばかりだが、今後はお客様のニーズをより深く分析し、より魅力ある着地型観光の商品づくりを進化させていく。

クルージング
■お問い合わせ
山陰松島遊覧株式会社 TEL:0857-73-1212
http://www.yourun1000.com/
■事業者
山陰松島遊覧株式会社、流通株式会社、田後漁業協同組合、菓子工房野いちご、ディベロップサーフ&シー